「受講動機」には2種類ある
こんにちは。
NPOソーシャルエデュケーション協会 代表理事/資格・社会教育開発アドバイザー 岡 志寿子です。
講座を自ら受講する人には、必ず「受講動機」があります。
時間と費用をかけて参加されるのですから、それなりの理由が当然あるはずです。
『学びたい』
その裏には?
今の自分に何かしらの課題があって、成長することで少しでも良くしたい、改善したいという思いが、きっとあります。
『克服したい、課題は何?』
そこには、2つのベクトルがあると思います。
1つは、内側にベクトルが向かうもの。
学びをインプットし、自分を高めたい。自己評価を高め、自信を養いたいという、内側に向かうもの。
2つめは、外側にベクトルが向かうもの。
社会に通用する専門的な能力、具体的なスキルを身に着けたい。起業、キャリアアップのためなど、社会に自分をアウトプットすることを直接目標にした、外側に向かうもの。
この2つのベクトルは、相反するものではなく、
どちらも、自己肯定力を養うためのもの。
学びはいつも、自分の中の「自己肯定感の甕(かめ)」を満たしてくれます。
学んで実際にアウトプットすることは、より学びを高め、
それにより誰かの役に立つ実感は、より自己肯定力を養ってくれます。
だけどもし、いつまでもアウトプットせず、学び続けなければならないなら。
もしかすると「自己肯定感の甕」の底に、穴があるのかもしれません。
学ぶ人は、
なぜ、それを学びたいのか。学ぶ「自分なりの目的」に向き合ってみることをおすすめします。
甕の穴を埋めるための学びの旅は、慣行の思考と行動を続けることからは、なかなか終わりません。
学びで、旧い思考回路を手放す勇気を身につけられたら、それは学ぶ人にとって大きな変化になるのではないでしょうか。
『自分を信じ、自由に生きる力を養う』学びを作りたい。
志事に出会う、学びに出会う機会をもっと。
学びを、より楽しく嬉しくしてくれる先生に出会う機会をもっと。
身近に、人生のあらゆるタイミングに、増やしたい。
そんな可能性を育てたいとの思いが、「資格」」作りの根底にあります。
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