◆志事とは
こんにちは。
一人ひとりが「志事」に出会う
一人ひとりの「個性」が社会を動かす
そんな学びの場をもっと世の中に増やしたい。
NPOソーシャルエデュケーション協会 代表理事/資格・社会教育開発アドバイザー 岡 志寿子です。
ちょっと大げさな話ですが、「生きる」とは?
生命全体で考えれば、生命を受け継ぎ、進化を続けることでしょうか。
死んだら、種は途絶えます。
私たちが何万年と脈々と受け継いできた種は、そこで「終了」です。
私、私を作った両親、そのまた先祖とその先祖のDNAも、ゲームオーバー。
この先、何かのDNAの中にそっと刻まれ息づき続けるかもしれませんが、
それ自体は過去のものとして葬られ、いずれその存在は忘れ去られていくのでしょう。
「自分の存在を感じたい」
私たちは、自分がこの世に生きた証を、次の遺伝子に託して受け継いでいきたいと、
強い意志を持って生きているのではないか、と思うのです。
自分が生きた意義を、種に託し、継承していくこと。
その方法は、2つあると思います。
1つは、実際に子孫をつくって生み、育てること。
2つめは、しごとを通して、生命を育て、その環境である社会を発展させ、継承させていくこと。
生命を生み育てるとは、直接親として養育することはもちろん、
社会を通して日々、誰もが携わっていることなんだと、思います。
例えば、食べるものを生産すること、物資を輸送すること、そのための道路をつくること、教育を行うことなど、それぞれ役割は違うけれど、生命を育て、継続させていくためという目的は一つなのでは、と思うのです。
自分にできる何らかのことで力を尽くし、
生命を維持したい。
誰かの役に立ちたい。
社会の発展の力になりたい。
仕事は、「事」に「仕える」、と書きます。
「事」とは、生命を育て・継承していく「事」、なのだと思います。
ただ、「仕事」というと何となく、会社に仕える、上司に仕える、金銭を得るための労働、といった狭義の言葉としてのイメージがある気がする。
なので、「志事」。
「志事」とは、
経済的な報酬だけでなく、
志をもって、もっと大きな「事」=社会、生命全体に仕えることで
心や人生の充実という報酬を得ることができるもの。
では、「志」とは?
言い換えると、
自分の生命の存在の意義を信じ、
その個性を社会に生かして自身の生命を全うしようとする想い、
見えないけど、一人ひとりの魂が発する、この世界に存在する力のようなものだと思います。
志事に携わる時、
夢中になって個性を発揮する喜び、
自分の存在を実感し、人生を楽しみながら、事に仕える喜び、
魂がふるえるような感覚が、
あるのだと思います。
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